2006-01-01から1年間の記事一覧

最近読んだ本

「地獄の読書録」小林信彦(集英社文庫) すごい試みだ。何せ、その月に刊行された翻訳ミステリを全て評しよう、というのだから。 もちろん書かれた当時は今と比べれば、刊行点数は少ない、というのもあるけど。 今この試みをやるというのは不可能に近い。「…

神保町で当たり

昨日はスノボーに行っていたので、古書展に並べず。 ということで今日は、先週と同じく神保町〜高円寺ルート。まずは神保町の古書会館。 「関白秀次」岩堀光(あまとりあ社)200円 「続 蒼い蛇」戸川昌子(徳間書店)420円 「第二ふらんす粋艶集」水谷準訳(…

スノボーの前に

スノボーに行く前に、古本屋へ。根津から千駄木ルート。 大したものはないけど、道中の古本屋は結構見てて楽しいのであります。オヨヨ書林とかね。買ったのは 「人類皆殺し」トマス・M・ディッシュ(ハヤカワSF文庫)100円 「貴婦人として死す」カーター・デ…

本郷座

「東京夢幻図絵」都筑道夫(中公文庫)を読んだ。 連作であり、語り手の一人称で物語は進むので「叙述のトリックでも使われているのかしらん」などと思いながら読み進めていったが、最後までそのような部分に触れる記述は無かった。都筑道夫のことだからもし…

「私家版日本短編探偵小説選集」

何で「はてな」で日記を書き始めたかといえば、ミクシで書くと高校時代の友人にも見られる、というのが恥ずかしいわけで。(そりゃそうでしょ、あんな訳の判らない本の話。普通の人から見たらどう思うか・・・。)あとは「あしあと」が残るってのもね、何だ…

今日は金曜日。ということで、いつも通り古書会館へ。 でも、何にも無いなあ。 何も買わずに帰るというのもあれなので、小酒井不木全集の端本を二冊つかんで、会場をぶらぶらして、さらに何冊か購入。 購入したのは 「小酒井不木全集 第一巻」(改造社)300…

姿三四郎と富田常雄、購入。

サンシャイン大古本市に行ってみた。 初日にも行ってるんだけどね。初日は大したものは無かったなあ。梶野とく三「東尋坊の鬼」(豊文社)くらい。でも、これは結構うれしい拾い物だった。なにせ、映画化傑作選と銘打って、「東尋坊の鬼」「ジャコ万と鉄」「…