岡山旅行

22〜24日まで、岡山旅行をしてきた。
弟の高校卒業記念という名目で母と弟と。
でも行き先を決めたのは僕。何故なら岡山には万歩書店があるから!
一度は行ってみたい巨大書店だからね。
ついでに22日は岡山では古本市が開催されるという情報も入ったので、これは行かなくてはとなった次第。


ということで6時東京発の新幹線で岡山まで行く。長い、そして遠い。乗っているだけで疲れてしまう。
まずはシンフォニービルでの古本市へ。(この時点で僕は単独行動)
買うものはそんなに無い。これなら古書会館のほうがいいね。
でも知らない土地に来た、ということで妙にテンションがあがりたくさん買ってしまう。
その中では
「科学画報 23巻5号」(南沢十七の怪奇実話的なものが載っているので)、「時の呼ぶ声」草川隆(さんいちぶっくす)(帯に大下宇陀児の評があり)、「妃殿下と海賊」柴田錬三郎鱒書房コバルトブックス)(こんな本がでていたのね、シバレンの書誌というものはあるのか?)が収穫。


その後、近くにあった古本屋を一軒だけ。「黒は死の装い」ラティマー(ポケミス)が100円ってのがうれしいね。


弟と合流し、昼飯後、いよいよ万歩書店へ。岡山からバスで20分の本店へ向かう。
広い、広すぎる。これは、初心者にとっては暴力的ですらあると思えた。
二時間程見ていたのだが、それでも「全て見ました。」とは全く思えなかった。値付けはしっかりしている。戦前の乱歩全集の函付が8000円というのは結構妥当でしょ。(買わないけど)
ここで買ったのは「新作の証言」椎名麟三筑摩書房)、「電光ヤマネコ娘城戸禮(女学生の友付録)(これは何となく)、「推理小説集1」(鱒書房)(これはたまに見かけるけど高いんだよね、ってここでも高かったんだけどさ、旅先だから良いの)あたりかな。


そして倉敷のホテルに向かう。古本漬けの一日だった。(二日目以降はまた今度)